デイケア|作業療法士に聞いてみた!|職種別の役割編

デイケア|作業療法士に聞いてみた!|職種別の役割編

デイケア(通所リハ)について、明和苑デイケア 副室長 作業療法士 大道浩志さんにお聞きしています。

リハビリテーション編はこちら)

―デイケアに在籍の専門職種

医師1名、理学療法士1.5名、介護福祉士3名、介護士3名、作業療法士2名、事務1名(2021年12月現在)

―医師の役割

まず医師が配置されていることで、万が一病状が急変したときも医療スタッフへの指示が迅速に行え、利用者さんが安心してサービスを受けることができます。
また、利用者さんのお話を傾聴されたり、定期的に会議を開いて身体面や生活面に関しての問題や悩みについてご説明もされています。

―理学療法士の役割

理学療法士とは、身体に障がいのある人に対して、医師の指示のもとで治療を行う専門家です。デイケア(通所リハ)では、集団での体操やレクリエーション、立つ、座るなどの動作指導、筋力トレーニングなどの運動療法、物理療法(メドマーや温熱器機など)を治療目的に利用しています。また骨折や内科的疾患で筋力低下などでお悩みの方に個別対応でも訓練を行っています。

―作業療法士の役割

作業療法士とは、身体や精神に障がいを抱える方々に対して、医師の指示のもとで治療を行うリハビリの専門家です。デイケア(通所リハ)では、集団での体操やレクリエーション、園芸や手芸活動を中心として活動しています。また、食事や排泄、更衣などの日常生活や料理・洗濯などの高度な日常生活動作の訓練などにお悩みの方には個別対応で訓練も行っています。

―介護福祉士の役割

介護福祉士とは、身体や精神上に障害がある方々に対して、日常生活を営むのに支障がある方について、介護を行う役割を担います。デイケア(通所リハ)では、入浴・食事・排せつの補助といった介護サービスの中心的存在として活躍しています。また、当施設では手芸が得意の介護福祉士も在籍しており、レクリエーションとしてご提供している手芸に利用者さんも楽しんで参加してくれています。

―送迎対象の範囲・エリアや利用者の年齢層など

小松島市、阿南市(羽ノ浦町、那賀川町)
一番多いのは、やはり和田島町の方です。次に続くのは坂野町、赤石町、大林町あと櫛淵町や那賀川町の方も利用されています。
男女比はおおよそ8:2で女性が多く、年齢層も80代の方が7割を占めています。

現在は和田島町近隣の方が多いですが、送迎できる範囲を拡大して阿南市、徳島市の方にもご利用いただきたいです。

―デイケア(通所リハ)の雰囲気

活発で明るいスタッフが多数在籍しておりますので、利用者へのお声かけを自然に行え、常に笑い声が聞こえてくる雰囲気です。関わり始めの皆さんの反応は千差万別ですが、当日、お帰りになる頃にはほとんどの方が笑顔に変わっています。

―明和苑でのデイケア(通所リハ)について

当通所リハは「絶対に見捨てない。」をモットーに、明るい雰囲気を持った通所施設です。個別や集団リハを毎日実施し、自発的に動く気持ちを持っていただけるよう毎日リハビリを続けています。
また和田島の方々と培った、利用者と距離を近くに置いた地域密着型の関りを今後は、周辺地域にも繋げていきたいと考えています。
見学や体験から、お気軽にご連絡していただければと思います。

明和苑のデイケア(通所リハ)についてお聞きました。施設についてはホームページ「施設について」からも詳しくご覧いただけます。

次回は、大道さんご自身についてお聞きします。ぜひご覧ください!

( リハビリテーション編 / 大道さん登場編 )

 

 

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