江藤ケアセンターの献立は、旬の食材を使って、定期的に行事食や郷土料理などを取り入れ、食事を楽しめる工夫をしています。また、同じ献立でも、入所者さんや利用者さんによって摂食しやすい形状や必要な栄養が異なるため、おひとりおひとりに合わせた状態でご提供しています。
江藤ケアセンターの「食」について、栄養管理室長・管理栄養士の早川明美さんに5つの質問に答えていただきました!
江藤ケアセンター(介護老人保健施設「明和苑」、通所リハビリテーション、デイサービス「しおかぜ」、グループホーム「はまど」、住宅型有料老人ホーム「岬ハウス」)の施設・サービスの食事について、「岬ハウス」内にあるひとつの厨房で用意しています。食事・おやつの献立も統一されています。
厨房では1日3食、それとデイサービスとグループホームの方のためのおやつを作ります。昼食で最大190食。調理師3名と盛り付け等を行う調理補助3名が厨房で調理や盛り付けまで行っています。
調理を中心に食材の検品、切り込み、盛り付けなど給食業務全般を行います。
例えば「明和苑」では、入所者の栄養マネジメント(栄養評価計画作成実施など)として、昼食時にミールラウンドを行っています。喫食状況や入所者の声を直接確認するもので、このほかにも看護・介護スタッフからの情報を集め、集まった情報を分析、改善を行って、入所者さんひとりひとりが適正な栄養量をとれ、安定した生活が送れるよう支援しています。
コロナ禍の今では、お正月のおせち、敬老の日の敬老弁当だけになっていますが春のお花見イベントでの寿司や敬老の日のバイキング、新年のデザートバイキング、デイでは秋の行楽弁当などもしていました。
個人の嗜好にも対応し、一口でも多く食べていただける食事の提供を行っています。それを作る調理師にとっては手間が増えることになるわけですが、快く対応してくれています。適切な栄養が摂取できるよう、できる限り口から食べる喜びを感じていただけるよう、当センターでは、管理栄養士、調理師、看護師、介護職員といった食事に関わる職員が連携して、「食」に取り組んでいます。
江藤ケアセンターの「食」の秘密の続きは後編で!ぜひご覧ください。