通所リハビリテーション

通所リハビリテーション

介護老人保健施設「明和苑」と同じ敷地内には、住宅型有料老人ホーム「岬ハウス」、デイサービス「しおかぜ」、通所リハビリテーション、グループホーム「はまど」があります。(総称:江藤ケアセンター)

今回は、通所リハビリテーションについて、介護主任 三木千恵さんに話を聞きます。

ー最初に、通所リハビリテーションについて教えてください

通所リハビリテーションには、理学療法士、作業療法士等のリハビリテーションの専門職が在籍し、医師の指導のもとリハビリテーションの指導にあたります。利用者さんにとっては、リハビリテーションを受けることを第1目的としてご自宅から通っていただく形式のサービスです。当施設では、ご自宅と施設間を送迎させていただいています。

ーデイサービスしおかぜとの違いは?
デイサービスは、別名「通所介護」とも呼ばれ、介護サービスが主体です。リハビリテーション専門職員が在籍している「通所リハビリテーション」は、主目的として専門職員によるリハビリテーションを利用いただける点が「デイサービスしおかぜ」との違いです。ちなみに、通所リハビリテーションは別名「デイケア」と呼ばれています。

ー通所リハビリテーションとデイサービスのどちらを選ぶか迷ったら?
心身機能の維持、回復や日常生活の自立支援を希望されている場合には、通所リハビリテーションをお選びいただくことが多いです。

ー通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションで迷ったら?
訪問リハビリテーションでは、リハビリテーション専門職員がご自宅に伺います。通所リハビリテーションは、施設へ通ってきていただく形式です。外出による他者との交流など、社会参加を楽しみながらリハビリテーションを受けたい場合は、通所リハビリテーションの利用が適していると思います。
※訪問リハビリテーションは、当施設の協力病院「江藤病院併設事業所」の「南部訪問看護ステーション」からの訪問が主となっています。

ー通所リハビリテーションはどのような方におすすめですか?
在宅生活を続けたい方で、他の方との関わりを持ちたいという方には、通所リハビリテーションをおすすめします。個々の状況によって異なりますので、詳しくはケアマネジャーにご相談ください!

ー通所リハビリテーションの実施場所は?
明和苑の建物の裏にあるリハビリ棟内です。

ー明和苑通所リハビリテーションの1日の流れ

   バイタル測定  入浴・集団リハビリ  昼食  レクリエーション  おやつ

ー明和苑通所リハビリテーションの特長を教えてください
アットホームな雰囲気があると思います。リハビリテーション以外の時間にも、四季折々の祭りや行事、誕生会、おやつバイキング、訪問による朗読やダンスなどを取り入れ、楽しんでいただけるようにしています。現在は、感染症対策として中止せざるを得なくなった行事等も多く、残念です。
リハビリテーションとしては、理学療法士や作業療法士によるリハビリテーション、作業活動、自主訓練のほか、園芸療法も実施しています。以前は作業療法のひとつとして、簡単な調理を一緒に行っており、こちらも好評でした。

※梅シロップづくりの様子

※菜園づくりの様子

ー利用できる時間や期間に定めはありますか?
利用時間は、1~2時間程度の短時間利用から、7~8時間程度の一日型まで、利用者さんのご希望などに応じてご利用いただけます。期間については、リハビリテーションに目標を設け、目標達成による卒業を目指すこともありますが、必ずしも利用期間を定める必要はありません。

ーどのような方が利用できますか
要介護認定で「要支援1~2」または「要介護1~5」を受けられている方が対象です。

ー利用申し込み手順は?
ご担当のケアマネジャーに当施設の通所リハビリテーションの利用を希望することを伝えていただくか、協力医療機関「江藤病院」の地域連携室、または直接「明和苑通所リハビリテーション」にご連絡いただければと思います。

ー今後または利用者さんへのメッセージについて聞かせてください
利用者さんに通所リハビリの時間を楽しく過ごしていただけるよう、職員も一緒に楽しむ気持ちをもって業務に取り組んでいます。これからも「明るい通所リハビリテーション」「優しい通所リハビリテーション」を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

 

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